「15年前、私はセクハラにあいました。派遣社員だった私は、当初、派遣先の上司から受けた執拗なセクハラを何とかうまくかわそうとしました。
生活していくために、仕事を辞めることはできなかったからです。」という文章から始まるこの本はパープルユニオン執行委員長の佐藤かおりさんの闘いとサバイバルそして再生のストーリーです。是非ご覧ください。
第1章では、やりがいを感じて仕事をしていた日々から一転、セクハラの被害にあい当たり前の日常が奪われていく苦悩の日々を
第2章は、人生の転機となるウイメンズ・ネット函館との出会いなどを
第3章は、労災認定を求めて闘う日々を、
第4章では、被害当事者や全国の女性たちの声を受け、国がセクハラ労災認定基準の見直しを行う様子に触れます。
第5章では、退職後も続く精神的後遺症のある期間の補償を求めて行う行政訴訟などを
第6章では、セクハラと闘うパープル・ユニオンを立ち上げ、当事者たちの事例を紹介しながら、今後の課題などについて語ります。
巻末には、セクハラや性暴力被害の相談先が掲載してあります。
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